F O O D
ラーメン店の入り方完全ガイド:食券機・カスタマイズ・東京の名店(2026年版)
食券機のボタン操作、4大スープの選び方、麺の硬さカスタマイズ、替え玉の頼み方。東京の人気ラーメン店情報も。一杯800〜1,500円。
すぐわかるポイント
- 入口の食券機に1,000円札を入れる(5,000円・10,000円札は使えない機械が多い)。左上のボタンが看板メニュー。食券とお釣りを取って着席。
- 迷ったら? 4大スープ:醤油(東京の定番)、味噌(濃厚)、塩(上品)、豚骨(クリーミー)。聞かれたら**「普通で」**とだけ言えばOK。
- すすって食べるのが正解。 音を立てて麺をすする。10分以内に食べ切るのが理想。麺がどんどん伸びる。
- 一蘭はソロブースで英語注文用紙あり。初めてならここが安心。風雲児(新宿)はつけ麺の名店。一風堂は英語メニューあり。
- ほとんどの食券機は現金のみ。 Suicaやカード対応の店は少数。1,000円札を2〜3枚用意しておくこと。
- 食べログ3.5以上+ラーメンデータベースで名店を探す。ラーメンDBはガチ勢向け。
- ピーク外の時間帯を狙う。 人気店のランチ(11:30〜13:30)は30〜60分待ち。14〜16時か21時以降が穴場。
- カスタマイズを覚える。 豚骨店で「硬め・濃いめ・多め」(カタメ・コイメ・オオメ)と言えば常連認定。
- 替え玉は100〜200円で追加麺。スープが残っているうちに「替え玉お願いします」。一蘭はテーブルのボタンで注文可能。
- 限定メニューは月替わりの店が多い。Instagram/XでフォローしてチェックしA。
この記事でわかること
✅ 食券機の操作 — ボタンの読み方、日本語ラベルの意味を完全解説
⏱️ 所要時間 — 合計15〜30分(待ち5分、食べるのは10分が標準)
💰 費用 — 一杯800〜1,500円。トッピング100〜300円追加
⚠️ 注意点 — 高額紙幣が使えない、カスタマイズの質問攻撃、「食べたらすぐ出る」ルール
食券機の使い方:完全ステップガイド
食券機(しょっけんき)はラーメン店の入口にある。ここで注文と支払いを同時に済ませる。
初めてだと焦るが、仕組みは単純。
操作手順
- 入口の食券機を見つける。 ボタンがずらりと並んだ金属の箱。最近はタッチスクリーン式もある。
- 先にお金を入れる。 1,000円札を投入すると、買えるメニューのボタンが光る。
- メニューのボタンを押す。 **左上が看板メニュー(一番人気)**の法則。写真があればそれを参考に。
- 食券とお釣りを取る。 小さな紙の食券が出てくる。お釣りも忘れずに。
- 着席して食券をカウンターに置く。 スタッフが回収してくれる。
食券機の日本語早見表
| ボタンの文字 | 読み方 | 意味 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ラーメン | ラーメン | 基本のラーメン | デフォルトの一杯 |
| 味噌ラーメン | みそラーメン | 味噌味 | 濃厚で食べごたえあり |
| 醤油ラーメン | しょうゆラーメン | 醤油味 | 東京の王道 |
| 塩ラーメン | しおラーメン | 塩味 | あっさりクリア |
| つけ麺 | つけめん | つけ麺 | 冷たい麺を熱い汁につけて食べる |
| 特製 / 全部のせ | とくせい / ぜんぶのせ | 特別版 / 全トッピング | 味玉・チャーシュー・海苔全部入り |
| 味玉 / 煮卵 | あじたま / にたまご | 味付き半熟卵 | 醤油漬けの半熟卵。これは頼むべき |
| チャーシュー | チャーシュー | 焼豚 | 追加チャーシュー |
| 替え玉 | かえだま | 追加麺 | 100〜200円。スープが残っているうちに |
| ライス | ライス | ご飯 | 無料の店もある |
| ビール | ビール | ビール | アサヒかキリンが多い。300〜500円 |
落とし穴:5,000円札・10,000円札が使えない機械が多い。 1,000円札を数枚用意しておく。大きい紙幣しかない場合はコンビニ(セブンイレブン、ローソン)で少額の買い物をして崩す。
ICカード対応の食券機も増加中。 紙幣投入口の横にICカードマーク(青い波のアイコン)があれば、Suicaやクレジットカードのタッチが使える。ただし大半はまだ現金のみ。
4大スープの選び方
豚骨ラーメン — 福岡発祥の白濁クリーミースープ。一蘭と一風堂が世界に広めた。
| スープ | 特徴 | おすすめの人 | 東京の名店 |
|---|---|---|---|
| 醤油 | 透き通った茶色、醤油ベース。東京ラーメンの原点 | 初めてならまずこれ | 風雲児(新宿)、AFURI(恵比寿) |
| 味噌 | 濃厚で食べごたえ抜群。北海道発祥 | がっつり食べたい人 | 味噌屋(新宿)、六厘舎(東京駅) |
| 塩 | 透明でクリアな塩ベース。素材の味が際立つ | あっさり好き、上品な味を求める人 | AFURI(恵比寿)、金色不如帰(新宿御苑前) |
| 豚骨 | 白濁クリーミーな豚骨スープ。博多/福岡スタイル | 濃厚・こってり好き | 一蘭(渋谷)、一風堂(複数店) |
その他の人気スタイル:
- つけ麺:冷たい太麺を熱い濃厚つけ汁につけて食べる。風雲児(新宿)が絶品。
- 担々麺:ゴマベースの辛いスープ。中華インスパイア。
- 二郎系:超大盛り、極太麺、モヤシ山盛り、ニンニク、背脂。ラーメン二郎三田本店が元祖。体力に自信がある人向け。
カスタマイズ注文:聞かれることと答え方
食券を渡すと、カスタマイズを聞かれる。特に豚骨系の店で多い。わからなければ**「普通で」**と言えば全部標準設定にしてくれる。
一蘭スタイル(紙の注文用紙)
一蘭では多言語対応の注文用紙が渡される。丸をつけるだけ:
| 項目 | 選択肢 | 初めてのおすすめ |
|---|---|---|
| 味の濃さ | うすい ← 基本 → こい | 基本 |
| こってり度 | あっさり ← 基本 → こってり | 基本 |
| にんにく | なし / 少し / 基本 / 1/2片分 / 1片分 | 少し |
| ねぎ | なし / 白ねぎ / 青ねぎ / ミックス | ミックス |
| チャーシュー | あり / なし | あり |
| 秘伝のたれ | なし / 1/2 / 基本 / 2倍 | 1/2 |
| 麺の硬さ | 超かた / かた / 基本 / やわ / 超やわ | かた |
口頭でのカスタマイズ(一般の店)
スタッフ:「麺の硬さは?」
| 答え方 | 意味 |
|---|---|
| 硬め(カタメ) | 硬い(一番人気。常連はほぼこれ) |
| 普通(フツウ) | 標準 |
| 柔らかめ(ヤワラカメ) | 柔らかい |
| バリカタ | 超硬い(豚骨店限定) |
スタッフ:「味の濃さは?」
| 答え方 | 意味 |
|---|---|
| 濃いめ(コイメ) | 濃い |
| 普通 | 標準 |
| 薄め(ウスメ) | 薄い |
逆張りアドバイス:麺は「硬め」を選べ。 初心者は「普通」を選びがちだが、常連はほぼ全員「硬め」。熱いスープの中で麺はどんどん柔らかくなる。「普通」だと食べ終わる頃にはフニャフニャ。「硬め」が正解。
ラーメンの食べ方:暗黙のルール
すする。堂々と。
これはマナーではなく、ラーメンの食べ方そのもの。すすることで:
- 熱い麺を冷ます
- 麺にスープの風味がまとわりつく
- 店主に「美味い」という合図になる
周りを見れば全員すすっている。静かに食べるほうが違和感がある。
速く食べる
ラーメンは時間との勝負。提供された瞬間から:
- 0〜5分: 最適。麺の食感が完璧。
- 5〜10分: まだ大丈夫。麺が柔らかくなり始める。
- 10分以上: 麺がのびる。スープも冷める。負け。
麺を先に食べ、その後にスープを楽しむ。途中でスマホを触らない。
食べたらすぐ出る
人気店は外に10〜20人の行列。食べ終わったら丼をカウンターの上に寄せて「ごちそうさまでした」と言って退店。食後に30分おしゃべりするのはNG。
東京のおすすめラーメン店
| 店名 | 場所 | スタイル | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 一蘭 | 渋谷、新宿、六本木 | 豚骨 | 980〜1,480円 | ソロブース、多言語注文、24時間営業(一部) |
| 風雲児 | 新宿(南口) | つけ麺 | 900〜1,100円 | 東京最高峰のつけ麺。30〜60分待ちは覚悟 |
| 一風堂 | 複数店舗 | 豚骨 | 900〜1,300円 | 英語メニューあり、安定した品質 |
| AFURI | 恵比寿、六本木、新宿 | 柚子塩 | 1,000〜1,300円 | あっさり柚子風味。重いスープが苦手な人に |
| ラーメン二郎 | 三田本店+支店 | 二郎系 | 800〜1,000円 | 超大盛り、カルト的人気。注文の作法あり |
| 鳴龍 | 大塚(豊島区) | 担々麺 | 1,000〜1,500円 | ミシュラン一つ星。午前10時に並ぶべし |
| 金色不如帰 | 新宿御苑前 | 塩/蛤出汁 | 1,100〜1,400円 | ミシュラン一つ星。繊細で上品 |
替え玉の頼み方
豚骨系の店(一蘭、一風堂、博多系)では替え玉(追加麺)が注文できる。残りのスープに追加する麺のおかわり。
注文方法:
- 麺をほぼ食べ終わる(スープは残す)
- 「替え玉お願いします」と言う
- 一蘭ではテーブルのボタンを押す
- または最初に食券機で替え玉の食券も買っておく
- スタッフが麺の皿を持ってくる → 残りのスープに投入
費用: 100〜200円。日本食で最もコスパの高い追加注文。
落とし穴:スープがないのに替え玉を頼まない。 スープなしの麺はただの素麺。スープを1/3以上残してから注文する。
うまくいかない時
| 問題 | 原因 | 解決法 |
|---|---|---|
| 紙幣が入らない | 5,000円/10,000円札は非対応 | コンビニで1,000円札に崩す |
| ボタンが全部日本語で読めない | 旧型の食券機 | 左上のボタン(看板メニュー)を押す。またはスマホで写真を見せる |
| スタッフに質問されてわからない | カスタマイズの質問 | 「普通で」と言えば全部標準設定になる |
| 熱すぎて食べられない | ラーメンは激熱で出る | レンゲの端からすする。少し息を吹きかける。待ちすぎると麺が伸びる |
| 席が空いていない | 満席 | 入口で立って待つ。スタッフが席が空いたら教えてくれる |
支払い方法
食券機=前払い。 食券を買った時点で支払い済み。食後のお会計は不要。食べたらそのまま出る。
着席後に追加注文する場合(替え玉、追加トッピング):
- 一蘭:テーブルのボタンで追加注文(現金またはカードで支払い)
- その他の店:口頭でスタッフに伝える。レジで追加分を精算。
ほとんどのラーメン店は現金のみ。 Suicaやクレジットカード対応は少数派。1,000円札を2〜3枚持っておくのが安全。詳しくは支払い方法ガイドを参照。
よくある質問
食券機が全部日本語で読めない場合は?
3つの対策:(1)左上のボタンを押す(ほぼ確実に看板メニュー)。(2)ボタンの写真や壁のメニュー写真を参考にする。(3)Google翻訳のカメラ機能でボタンのテキストをリアルタイム翻訳。どれでも美味しい一杯にたどり着ける。
一人で行くのは変?
全く問題ない。ラーメンはむしろ一人飯の王道。ほとんどの店がカウンター席メイン。一蘭は全席が仕切り付きのソロブース。誰もあなたを見ていない。日本で最も一人に優しい食事体験。
ベジタリアンやハラール対応のラーメンはある?
ベジタリアンラーメンは少ないが増加中。AFURIにはヴィーガンオプションあり。ソラノイロ(東京駅ラーメンストリート)には豆乳ベースのヴィーガンラーメン。ハラール対応は成田屋(浅草)、Honolu(渋谷)など。ただし例外的で、大半のラーメンにはスープ・トッピング両方に豚が使われている。
ラーメンとつけ麺の違いは?
ラーメン:麺が熱いスープの中に入って出てくる。つけ麺:冷たい麺と熱い濃厚つけ汁が別々の器で出てくる。つけ汁はより濃厚で旨味が凝縮されている。多くの店が両方提供している。
なぜ午前11時から行列ができている?
東京の人気ラーメン店は昼時(11:30〜13:30)に30〜60分待ちになる。行列の回転は速い(大半の人が10〜15分で食べ終わる)。11時前か14時以降に行くと待ち時間を大幅に減らせる。風雲児やラーメン二郎は時間帯に関係なく常に行列がある。
関連ガイド
- ラーメン食券機の使い方 — 食券機のさらに詳しい解説
- 東京で寿司を食べるガイド — もう一つの日本食定番
- 居酒屋での注文方法 — 日本式パブの楽しみ方
- レストランでの注文方法 — 一般的なレストランガイド
- 日本の支払い方法 — 現金、カード、ICカード
最終確認:2026年2月(一蘭渋谷店、風雲児新宿店、AFURI恵比寿店にて実地確認)