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東京で寿司を食べる完全ガイド:回転寿司からおまかせまで(2026年版)

回転寿司は一皿115円〜、カウンターのおまかせは1万円〜。注文方法、醤油のつけ方、外国人がやりがちなNG行動まで解説。

東京で寿司を食べる完全ガイド:回転寿司からおまかせまで(2026年版)

すぐわかるポイント

  • まずは回転寿司(スシロー、くら寿司、はま寿司)へ。一皿115〜180円、一人1,000〜2,000円で満腹に。タブレットに英語・中国語メニューあり。
  • 醤油はネタ側につける。シャリ(ご飯)側につけるとボロボロに崩れる。これが一番よくある失敗。
  • **わさびが苦手なら「さび抜きで」**と伝える。回転寿司ではわさびは別添え(自分で追加するスタイル)。
  • カウンターおまかせはランチ5,000円〜、ディナー10,000〜30,000円以上。人気店は食べログで予約を。
  • 支払いはSuica、クレジットカード、PayPayが大手回転寿司チェーンで使える。小さなカウンター寿司店は現金のみの場合あり。
  • 回転寿司チェーンは平日の夜に最適。スシローアプリで事前予約すれば待ち時間ゼロ(週末は予約なしだと30〜60分待ち)。
  • 中価格帯カウンター寿司(3,000〜8,000円)がコスパ最強。「おまかせランチ」はディナーの半額で同じ板前が握る。
  • 食べログ3.5以上は本当に美味い。3.7以上は例外的なレベル。近所で「寿司」で検索してみて。
  • 旬のネタを聞くのが通。「今日のおすすめは?」と聞けば、板前は嬉しそうに教えてくれる。
  • 立ち食い寿司(魚がし日本一、美登利寿司)は一貫100〜300円で高品質。予約不要、駅近で15分で食べられる。

この記事でわかること

注文方法 — 回転寿司のタブレット操作、カウンターでの会話、おまかせの流れ
⏱️ 所要時間 — 30分(回転寿司)、60〜90分(おまかせカウンター)
💰 費用 — 1,000〜2,000円(回転寿司)/ 5,000〜30,000円以上(おまかせ)
⚠️ 注意点 — 醤油のつけ方、わさびのルール、「英語メニューの罠」


寿司店は3タイプ:あなたに合うのはどれ?

回転寿司レストランのカラフルな皿がベルトの上を流れている

回転寿司(かいてんずし)— 皿の色で値段が違う。タッチスクリーンで注文。日本語不要。

回転寿司(かいてんずし)

初めてなら間違いなくここから。予約不要、ドレスコードなし、日本語力ゼロでOK。

チェーン一皿の値段店舗数多言語メニュー決済方法
スシロー120〜180円全国600店以上タブレット(英/中/韓)現金, カード, IC, PayPay
くら寿司115円均一(大半)全国500店以上タブレット(英/中/韓)現金, カード, IC, PayPay
はま寿司110〜170円全国500店以上タブレット(英語あり)現金, カード, IC
魚べい120〜200円全国150店以上タブレット(英語あり)現金, カード, IC

仕組み: 席にあるタッチスクリーンで写真を見ながら注文。1〜3分で特急レーンまたはベルトで届く。食べ終わったら皿を重ねてスタッフを呼ぶ。

くら寿司の特典: 5皿ごとにカプセルトイのゲーム「ビッくらポン」が発動。子どもは大喜び、大人も実はこっそり楽しんでいる。

カウンター寿司

本格的な寿司体験。目の前で板前が握り、一貫ずつ出してくれる。

価格帯:

  • ランチおまかせ: 3,000〜8,000円(コスパ抜群)
  • ディナーおまかせ: 10,000〜30,000円以上
  • ミシュラン星付き: 30,000〜60,000円以上(すきやばし次郎、さいとう、はるたか)

予約方法: 食べログ、Omakaseアプリ、または電話。人気店は1〜3ヶ月前の予約が必要。ランチのほうが取りやすい。

立ち食い寿司

東京の隠れた名物。カウンターで立って食べる。一貫ずつ注文、15〜20分で食べ終わる。安くて旨い。

おすすめの店:

  • 魚がし日本一 — JR駅近くに複数店舗。一貫100円〜
  • 美登利寿司 — 渋谷、銀座。常に行列だが価値あり
  • すしざんまい — 築地エリア。24時間営業。セット1,500円〜

注文方法:ステップごとに解説

回転寿司での注文

  1. 入店・受付。 大手チェーンは入口にタッチパネルあり。人数、カウンターかテーブルかを選んで番号札を取る。
  2. 着席してタブレットを見つける。 テーブルに設置されている。言語ボタン(🇬🇧や🇨🇳)で切り替え可能。
  3. 好きなものを注文。 タップ → 確認 → 1〜3分で特急レーンかベルトで届く。注文制限なし。
  4. ベルトから直接取ってもOK。 皿の色で値段がわかる(115〜300円以上)。
  5. 食べ終わったら呼び出しボタンを押す。 スタッフが皿を数えてレシートを出す。
  6. レジで支払い。 出口付近のレジへ。現金、クレジットカード、Suica、PayPayが使える。

落とし穴:一度ベルトから取った皿は戻せない。 間違えて取っても自分のもの。

タッチスクリーン注文タブレット

タッチスクリーンには英語・中国語・韓国語メニューがある。右上の旗アイコンをタップ。

カウンター寿司(おまかせ)での流れ

  1. 時間通りに到着する。 おまかせは時間制。遅刻すると品数が減る。板前も気づく。
  2. カウンターに座る。 板前が「いらっしゃいませ」と迎えてくれる。「お願いします」と返す。
  3. 一貫ずつ提供される。 出されたら30秒以内に食べる。その瞬間のために温度・食感・味付けが調整されている。
  4. 醤油は不要な場合が多い。 板前が煮切り醤油や塩で味付け済み。醤油が出されても軽くつける程度で。
  5. 玉子と味噌汁が出たら〆のサイン。 コースの終わりを意味する。
  6. 「ごちそうさまでした」と言って退店。

カウンターで使えるフレーズ:

場面日本語補足
最初に「お願いします」「任せます」の意
苦手なネタがある「○○は苦手です」例:「ウニは苦手です」
アレルギー「○○アレルギーがあります」例:「エビアレルギーがあります」
わさびなし「さび抜きでお願いします」最初に伝える
おすすめを聞く「今日のおすすめは?」板前が喜ぶ質問
食後「ごちそうさまでした」必ず言う

落とし穴:強い香水やコロンはNG。 板前も他の客も香りに敏感。寿司は繊細な風味の料理。香水はすべてを台無しにする。


醤油のつけ方:一番多い失敗を防ぐ

❌ よくある間違い

握りを持ち上げる → シャリ(ご飯)側を醤油につける → シャリが崩壊 → 醤油皿が米粒で汚れる → 残念な見た目に

✅ 正しいつけ方

  1. 握りを持ち上げる(手でも箸でもOK)
  2. 横に倒してネタが下になるように持つ
  3. ネタ側だけ醤油に軽く触れさせる — どっぷり浸けない
  4. ネタが舌に触れるように一口で食べる
  5. 完了。

なぜ大事か: シャリは醤油を吸収するスポンジ。シャリ側をつけると塩辛くて魚の味がわからなくなる。

刺身の場合: 好きなようにつけてOK。シャリがないのでルールなし。

逆張りアドバイス:英語メニューを頼むな。 英語メニューは品数が少なく、値段が高い「観光客メニュー」であることが多い。日本語メニューを指差すか「おすすめは?」と聞いたほうがいい。


わさびのルール

新鮮なわさびの根を鮫皮おろしですりおろしている

本わさびは高級店で鮫皮おろしを使ってすりおろす。回転寿司のわさびはホースラディッシュベースのペースト。

回転寿司: わさびは握りに入っていない。テーブルにチューブが置いてあるので自分で追加する。

カウンター寿司: わさびは最初から入っている。板前がネタとシャリの間に仕込む。不要なら最初に「さび抜きで」と伝える。

醤油にわさびを溶かさない。 回転寿司では正直なんでもいい。でもカウンターでは、板前がネタごとにわさびの量を調整しているので、醤油に溶かすのはマナー違反とされる。

本わさびの違い: 高級店では静岡や長野産の本わさびをすりおろして使う。香りが豊かで、ほのかに甘く、チューブのわさびとは別物。板前が緑の根をすりおろしているのを見たら、当たりの店。


何を頼むべきか:ネタ早見表

初心者向け(間違いないネタ)

ネタ値段(回転寿司)特徴
サーモン115〜180円日本で一番人気のネタ。脂がのって万人受け
マグロ赤身115〜180円王道。さっぱりした旨味
エビ115〜180円加熱済み。生が苦手な人でも安心
玉子115円甘い卵焼き。子ども人気No.1
サーモンアボカド115〜180円まろやかで食べやすい

冒険したい人向け

ネタ値段(回転寿司)特徴
中トロ200〜400円マグロの大トロと赤身の中間。旨味と脂のバランスが最高
ウニ300〜500円クリーミーで甘い。好き嫌いが分かれるが、好きな人は大好き
いくら200〜350円口の中でプチプチはじける。塩味と甘味の共演
えんがわ115〜200円ヒラメのヒレ部分。コリコリでバター風味
あなご200〜300円甘いタレで焼いた穴子。ふわふわ食感

おすすめの食べ順

板前が握る順番はこの流れ。回転寿司でも参考にすると味をより楽しめる:

  1. 白身(鯛、ヒラメ)— 淡白で上品
  2. イカ・タコ — 食感を楽しむ
  3. 赤身 — マグロ、サーモン
  4. 濃厚系 — トロ、ウニ、あなご
  5. — 玉子、味噌汁

よくある落とし穴

「ベルトから取った皿が500円だった」

回転寿司では皿の色で値段が決まる。金色や柄物の皿はプレミアムネタ(300〜500円以上)。基本の皿(115〜150円)は無地の単色。席の近くに値段表が貼ってあるので、取る前に確認。

「スタッフに話しかけられたけどわからない」

回転寿司でスタッフが話しかけてくるのは大体こんな時:

  • 「お皿お下げしましょうか?」→ うなずけばOK
  • 「お会計よろしいですか?」→ うなずけばOK
  • 「ガリはいりますか?」→ 欲しければ「はい」

「タブレットで二重注文してしまった」

注文直後なら10秒以内にキャンセル可能(「取消」ボタンを探す)。それ以降は取り消し不可。

「ベルトの寿司が乾いて見える」

大手チェーンは特急レーンでの直接配達がメイン。ベルトを回っている皿にはセンサーで時間管理があり(くら寿司は自動廃棄)、それでも気になるならタブレットから新鮮なものを注文するのが確実。


うまくいかない時

問題原因解決法
タブレットが日本語のみ言語設定がデフォルト🌐 や 🇬🇧 アイコンを探す(右上が多い)
週末に入れない土日ランチは大混雑スシロー・くら寿司アプリで事前予約
ネタの味が変ベルトの古い皿を取ったタブレットから注文すれば作りたてが届く
箸で握りがつかめない握りはつかみにくい手で食べてOK。むしろ伝統的
アレルギーが心配甲殻類・魚介アレルギースタッフに「○○アレルギーがあります」+ アレルギーカードを見せる

支払い方法

回転寿司チェーン: 呼び出しボタンを押す → スタッフが皿を数える → レジで支払い。

スシロー、くら寿司、はま寿司で使える決済:

  • 現金
  • クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB)
  • ICカード(Suica、PASMO)
  • QR決済(PayPay、LINE Pay)

カウンター寿司: 現金が確実。高級寿司店は現金のみの店が多い。予約時に決済方法を確認するのが安全。「お会計お願いします」で伝票を依頼。詳しくは支払い方法ガイドを参照。


よくある質問

寿司は手で食べてもいい?

はい。握り寿司はもともと手で食べるもの。箸でもOK。回転寿司では箸が主流、カウンターでは手で食べるほうが少し「通」とされるが、板前は正直どちらでも気にしない。

回転寿司の寿司は「本物」?

本物。スシローは年間2億3,000万皿以上を提供しており、仕入れ担当は豊洲市場で高級店のバイヤーと競り合っている。ミシュラン級ではないが、一皿115円で食べられる本格的な寿司。

子ども連れで大丈夫?

回転寿司はファミリーにぴったり。くら寿司のカプセルトイゲームは子どもに大人気。寿司以外のメニュー(ラーメン、うどん、フライドポテト、唐揚げ、ケーキ)も充実。高級カウンター寿司は静かな空間なので小さな子どもには不向き。

生魚が食べられない場合は?

回転寿司には加熱済みネタが豊富:玉子、エビ(ボイル)、あなご(焼き)、いなり、唐揚げ、うどん、枝豆。カウンター寿司なら最初に「生ものは食べられません」と伝えれば対応してくれる。

チップは必要?

不要。日本にチップの習慣はない。カウンターに現金を置くと板前が困惑する。最高の「チップ」は、出されたらすぐに食べて、帰り際に「ごちそうさまでした」と言うこと。


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最終確認:2026年2月(スシロー渋谷店、くら寿司スカイツリー店、魚がし日本一新橋店にて実地確認)

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