F O O D

東京の深夜グルメ完全ガイド:終電後に食べられる場所と注文方法

24時間営業の牛丼チェーン、コンビニ飯、深夜3時のラーメン。終電を逃した夜に使える店・エリア・注文フレーズと、観光客がハマる落とし穴。

東京の深夜グルメ完全ガイド:終電後に食べられる場所と注文方法

すぐわかるポイント

  • 今すぐ食べたい? 最寄りの松屋・吉野家・すき家へ。24時間営業、牛丼¥400〜¥600。タッチパネル注文で英語対応。
  • コンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)は24時間ホットスナックが買える。ファミチキ¥220、おにぎり¥120〜。イートインスペースのある店も多い。
  • 深夜ラーメン: 一蘭(渋谷・新宿・六本木など24時間営業)、風雲児(新宿南口、〜3時頃)、ターミナル駅の周辺に無数の個人店。
  • 現金¥3,000〜¥5,000は必携。 深夜の小さい店はカード不可が多い。支払い方法ガイド参照。
  • 歌舞伎町・六本木の客引きには絶対ついて行かない。 ¥5,000〜¥30,000のぼったくりバーに連れて行かれる。
  • Googleマップ →「営業中」フィルターが最強。深夜でも東京には数千店が営業中。
  • ファミレス(ガスト、ジョナサン、デニーズ)は2〜5時まで営業。Wi-Fi・ドリンクバー付き。終電を逃した夜や深夜作業に便利。
  • 歌舞伎町タワー(東急歌舞伎町タワー2F「歌舞伎横丁」):10店舗以上の屋台が朝5時まで営業。深夜の新宿で選択肢が欲しいならここ。
  • PayPayは深夜の居酒屋でもほぼ使える。チェーン店はカードもOK。個人ラーメン店は現金のみが多いので注意。
  • Uber Eats・Woltは都心なら1〜4時まで配達可能。外に出られない夜に。

東京の深夜グルメ事情 — なぜ「24時間の街」で店が閉まるのか

新宿の路地裏で光るラーメン屋と居酒屋のネオンサイン

新宿の裏通り。深夜4〜5時まで営業するラーメン屋と居酒屋が並ぶ。

東京は「眠らない街」と言われるが、実際にはほとんどの飲食店が22〜23時にキッチンを閉める。観光客がよく驚くポイント:

  • ラストオーダーは閉店の30〜60分前。 「23時閉店」の店のラストオーダーは22時か22:30。これを過ぎると入店すらできない。
  • 居酒屋のピークは18〜22時。 多くは0時で閉店。繁華街の一部が3〜5時まで粘る。
  • 魔の2〜5時。 終電(0:30頃)から始発(5:00頃)の間が最も選択肢が少ない。新宿・渋谷・六本木・池袋以外ではかなり厳しくなる。

ただし、知っている人にとって東京の深夜グルメ密度は世界一。以下、時間帯・予算・エリア別に完全解説する。

第1段階:24時間チェーン — 確実に食べられる場所

閉まらない。主要駅から徒歩圏内にほぼ確実にある。予約不要、日本語不要。

牛丼チェーン

チェーン価格帯特徴英語メニュー
松屋¥400〜¥700全セットに味噌汁無料。タッチパネル注文。あり(タッチパネル)
吉野家¥450〜¥7501899年創業の元祖。盛りが大きい。一部対応
すき家¥400〜¥700メニュー豊富。チーズ牛丼、キムチなどトッピング充実。あり(タッチパネル)

注文方法: 入店 → 入口のタッチパネルで注文 → 支払い(現金・カード・IC) → 着席 → 2〜3分で提供。

意外な事実: 3チェーンの中で松屋がコスパ最強。味噌汁無料・タッチパネル完全対応。吉野家はカウンター注文のみの店が多く、日本語に自信がない人には松屋が安心。

その他の24時間チェーン

  • なか卯 — うどんとミニ丼。¥350〜¥600。牛丼に飽きたらここ。
  • デニーズ — 本格的なファミレスメニュー。都心部の多くが24時間。ドリンクバー¥300で飲み放題。
  • マクドナルド — 都内の多くが24時間営業。てりやきマックバーガーは日本限定。
  • サイゼリヤ — イタリアン。パスタ¥300〜、ワイン1杯¥100〜という異常な安さ。都市部は2〜5時まで営業。

明るい牛丼チェーン店の内観。入口にタッチパネル注文機が並ぶ

松屋の店内。左のタッチパネルで注文→正面のカウンター席へ。入店から着席まで1分。

第2段階:コンビニ飯 — 侮れないクオリティ

コンビニ飯を馬鹿にしてはいけない。日本のコンビニは全国56,000店以上で、毎日数百万食を提供している。深夜でもレストラン級のクオリティが手に入る。

深夜に買うべきもの

商品店舗価格メモ
ファミチキファミマ¥220国民的ホットスナック。レジで「ファミチキください」
からあげクンローソン¥238レギュラー・チーズ・期間限定味あり
おにぎり全チェーン¥120〜¥200ツナマヨが全国売上No.1。鮭も定番。
弁当全チェーン¥400〜¥700レジで「温めてください」と言えばレンジで温めてくれる
たまごサンドセブン¥250セブンのたまごサンドは本当に美味い。ふわふわクリーミー。
おでん(冬季)全チェーン¥80〜¥150/個レジ横の鍋から選ぶ。大根・ちくわが鉄板。

イートインスペース

東京のコンビニの約40%にイートインカウンターがある。窓際の小さなテーブルを探す。本来はイートイン利用で2%加算だが、実際にはほぼ問われない。

上級者テクニック: ローソンの「まちかど厨房」商品は店内で当日調理されたもの(サンドイッチ、弁当、丼)。黄色いラベルが目印。鮮度が段違い。

第3段階:深夜ラーメン — 東京深夜の真打ち

ラーメン屋は東京の深夜グルメの王様。飲み帰りの客を狙って、夕方オープン〜3〜5時まで営業する店が無数にある。

深夜ラーメンの見つけ方

  1. Googleマップ →「ラーメン」検索 →「営業中」フィルター — 最速。
  2. ターミナル駅に向かう。 駅出口から徒歩5分圏内にラーメン屋が密集している。
  3. 赤提灯と食券機を探す。 店の前に食券機があったらラーメン屋。

おすすめ深夜ラーメン

店名エリア営業時間スタイル価格
一蘭渋谷・新宿・六本木ほか24時間(一部店舗)豚骨。個室ブース。¥980〜¥1,500
風雲児新宿(南口)〜3時頃つけ麺。深夜1時でも行列あり。¥900〜¥1,200
ラーメン凪新宿ゴールデン街〜4時以降(変動)煮干し系。太平麺。¥900〜¥1,200
ラーメン二郎各地〜3〜4時(店舗による)大量・にんにく豚骨。覚悟が必要。¥800〜¥1,000
AFURI六本木・恵比寿〜3〜5時(変動)柚子塩。あっさり系。深夜でも胃に優しい。¥1,000〜¥1,400

食券機の使い方

ほとんどのラーメン屋は食券機(券売機)を使う:

  1. お金を入れる(¥1,000札が基本。IC対応の機械も増加中)
  2. ボタンを押す — 左上が看板メニューであることがほとんど
  3. 食券とお釣りを受け取る
  4. 席についたら食券をスタッフに渡す
  5. 3〜5分で着丼

迷ったら左上ボタン。 これが鉄則。

詳しくは → ラーメン食券機の使い方

ラーメン屋の前に設置された食券機。ボタンに日本語のメニューが並ぶ

ラーメン屋の食券機。左上ボタン=看板メニューが基本。

第4段階:深夜の居酒屋と繁華街エリア

エリア別・深夜に食べられる場所

エリア何がある?営業時間雰囲気
歌舞伎町(新宿)居酒屋、ラーメン、韓国料理、歌舞伎横丁(5時まで)3〜5時カオス。ネオン。客引きに注意。
ゴールデン街(新宿)6席のバー200軒以上、ラーメン凪3〜5時6本の路地に密集。チャージ¥500〜¥1,000の店が多い。
センター街(渋谷)居酒屋チェーン、ラーメン、ファストフード2〜5時観光客多め。鳥貴族(ほぼ全品¥350)が安い。
六本木各国料理、居酒屋、ラーメン、ケバブ3〜5時クラブ帰りの客が多い。英語通じやすい。高め。
池袋ラーメンストリート(東口)、牛丼チェーン、ファミレス2〜4時新宿より落ち着いている。駅近にラーメン屋が多い。

歌舞伎町タワーのフードホール

2023年オープンの東急歌舞伎町タワー2F「歌舞伎横丁」。ラーメン・焼き鳥・寿司・餃子・韓国料理など10店舗以上が毎日朝5時まで営業。深夜の新宿でバラエティが欲しいならここ一択。清潔・安全・客引きなし。

やってはいけないこと — 深夜グルメの落とし穴

❌ 落とし穴1:歌舞伎町・六本木の客引きについて行く

「ヘイ、ウチの店来ない?ドリンク1杯無料!」— 英語で声をかけてくる路上の客引き。連れて行かれるのは、¥500のドリンクに¥5,000〜¥30,000を請求するぼったくり店。

鉄則: 路上で声をかけてくる人にYesと言わない。まともな店に客引きは不要。

❌ 落とし穴2:メニュー・価格を確認せず着席

繁華街の深夜居酒屋には「お通し」(テーブルチャージ)が¥500〜¥1,500/人つく店がある。食べても食べなくても自動的に課金される小皿料理。

対処法: 着席前に「お通しはありますか?いくらですか?」と聞く。外にメニューが出ていない店は避ける。

❌ 落とし穴3:どこでもカードが使えると思う

24時間チェーンはカード・IC・QR決済対応。しかし深夜の個人ラーメン屋や小さい居酒屋は現金のみが多い。最低¥3,000は現金で持っておく。→ 支払い方法ガイド

❌ 落とし穴4:ラストオーダー後に入ろうとする

「ラストオーダー終わりました」と言われたら、中に人がいてもキッチンは閉まっている。粘っても無駄。次の店に移動。

3〜5時に何も開いていない場合の対処法

深夜3〜5時、住宅街で何も見つからない場合:

  1. 最寄りのコンビニを探す。 東京23区内なら徒歩10分以内に必ずある。
  2. Googleマップで「24時間」検索 — 検索半径を1kmに広げる。
  3. 最寄りのターミナル駅に向かう(新宿・渋谷・池袋・上野・東京)。食事の選択肢は駅に集中。
  4. 漫画喫茶(ネカフェ)で待つ。 快活CLUBやPopeye等は24時間営業。個室ブース・ドリンク飲み放題・食事注文可。3時間¥1,500〜¥2,500程度。始発(5時頃)まで時間をつぶすのに最適。

始発電車の時間

東京の始発は5:00〜5:30頃。深夜の食事計画はこれを軸に:

  • 2時前: 選択肢最大。居酒屋・ラーメン・チェーン・コンビニ。
  • 2〜5時: 選択肢激減。24時間チェーン・コンビニ・ターミナル駅近くのラーメン・漫画喫茶。
  • 5時以降: 始発運行開始。帰宅するか、ドトールやコメダ珈琲(6〜7時開店)でモーニング。

よくある質問

Q: 深夜に一番安く食べる方法は?

A: コンビニ飯。おにぎり+ファミチキ+飲み物で¥400〜¥600。松屋かすき家の牛丼セット(味噌汁付き)¥400〜¥500も同等に安い。

Q: 深夜3時に一人で外食しても安全?

A: 安全。東京は世界で最も治安の良い大都市の一つ。深夜でも危険はほとんどない。唯一のリスクは歌舞伎町・六本木の客引きにつかまること。チェーン店やメニューが見える店を選べば問題なし。

Q: Uber Eats / Woltは深夜でも使える?

A: 都心なら1〜4時まで配達可能(店舗による)。配送料¥100〜¥500。アプリ内クレジットカード決済で現金不要。ホテルから出られない夜に便利。

Q: 深夜の食事で一番選択肢が多いエリアは?

A: 新宿、特に歌舞伎町と駅の東側。24時間レストラン・ラーメン・居酒屋・歌舞伎町タワーのフードホール(5時まで)が集中。渋谷が2位。

Q: 深夜のレストランに予約は必要?

A: 不要。深夜の外食は100%ウォークイン。0時以降に予約が必要な店は存在しない。


関連ガイド


T O K Y O . H O W

東京のすべてを、ひとつずつ。

tokyo.howは、東京で暮らす・旅するすべての人のための実践ガイドです。 電車の乗り方からアパートの探し方、役所の手続きまで——都民目線で、ステップバイステップでお届けします。